総型バイトによるCT短縮

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[総型バイト]という刃物をご存知でしょうか、同業の方であれば知らない方はいないかもしれません。

これは、ワークの形状(輪郭線)に沿って成形した特殊なバイトのことです。

利点は数量が多く、段差の多い製品の荒取り加工、特殊な溝等を加工する時に役立ちます。

勿論、汎用性はありません!かっこよく言うとワンオフです(笑)

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上の写真が総型バイト 専門のメーカーさんに作っていただきました。

加工図を基に相談すれば、いい提案をしてもらえるハズです。

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仮合わせしてみるとピッタリ!この溝は両端に谷があり、元々2種類のバイトが必要でした…

これならばバイトを押しつけるだけで溝加工終了です。

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反対側の溝も角のRが特殊で困っていましたが、ご覧のとおりピッタリ!

量産品の特殊な溝や荒取り、今後も活用していきたいですね。

 

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パイプ材加工のノウハウ

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タイトルのパイプ材、これは中空のバー材料を指しています。

材料自体に穴があいているので長尺物、穴径のでかい製品の加工は劇的なサイクルタイム減が見込めます。

…が!貫通穴があいているので、ちょっとした問題があります、下の写真をご覧ください。

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切削油がパイプ材の中に入ってしまうのですTT

スピンドル側パイプ材の中に切削油が入ると、パイプ出口側に切削油が流れ出てしまう現象が…

弊社NCはほとんどが[水溶性の切削油]を使っているので、出口側の[油性]オイルバー(給材機)の中に切削油が混ざると分離してしまうのです。

そこで…切削油が漏れださないように蓋をすればいいのでは?

というわけで、端材を使って蓋を製作

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挿入部中央には溝をほり、Oリングをはめ完全にシールできる仕様です。

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ぴったり!これでパイプ出口側から給材機に切削油が漏れることがなくなりました。

こういった治具を自分達で考え、形にできる技術は本当に大事だと痛感します。

切削ローレット加工

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今日はローレット加工について、記事を書きたいと思います。

ローレットとはなにか?簡単に言うと、すべり止めのギザギザです。

無知な私は「ギザギザのローラーで材料を押しつぶして作っているんだ」と、思っていました。

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ん…?製品の真ん中にご注目

NC複合機から出てきた時、既にローレット加工が済んでいるではないですか。

どういう原理でこのローレット加工をしているのか、恥ずかしながらわからなかったので製造に聞いてみました。

「これはつぶしているんじゃなくて、削ってるんだよ」

…け…削る?どう削っているのだろう…中を拝見。

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切削ローレットのツールを使えば、旋盤の中でこんな風にローレット加工ができるのですね。

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利点は塑性変形を利用せず、あくまで削って成形しているので、肉厚の薄いものにもローレット加工できるところだそうです。

ただし、段取りはシビアだったようで…

芯の高さがあっていないとキレイに目がとれなかったり、送り速度があっていないと刃が欠ける等、特殊な加工に間違いはありません。

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切削ローレット、私自身もとても勉強になりました。

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ヘッド交換式ドリルやエンドミル

ご覧いただきありがとうございます。

今日は、NC旋盤での切削加工について書かせていただきます。

※切削加工の記事は「切削加工の話」とカテゴライズさせていただきます。

モノを削るうえで忘れてはならないのは、刃物には切れ味という寿命が存在します。

一昔前までは、砥石を使い作業者が都度、刃物を研いで使っていました。

それが近年、刃先だけを交換できるドリルが売られるようになりました。

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利点は芯棒を外さずに切れ味を元に戻せるので、芯出しの時間がなくなることや、誰が交換しても作業標準化ができることです。

一見、工具代だけ見ると高いように見えますが、作業者の負担を考えると効率的であると言えます。

今後は他のドリルやエンドミル等も積極的に活用していきます。

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