IoT稼働把握システムの導入-3

IoT設備導入シリーズ第3弾です。

前回の投稿から約1カ月経ちましたが、その間に見える化の部分:ボードの作成を進めておりました。

その成果が…

MotionBoard画面

プロトタイプではありますが、ひとまず見れるような形にはなりました。もちろんデータを収集している限りはリアルタイムで更新されていきます。簡単ですが解説をすると

 

図左:稼働率 前日分と比較して矢印が出ています

図中央:第一工場俯瞰図 機械ごとの現在のパトランプの点灯状況を表示しています。

図右上:日ごとの計画の残り時間推移 このデータは生産管理システムのものです。

図右下:ガントチャート 機械ごとの一日の点灯状況を表示しています。

 

まだまだ初歩の段階なので、これからどんどん改良を加えていきたいと思います。

また、実際に運用してみると、いろいろと検討課題が見つかるもので、それも解決していかなくてはなりません。

ただ前回でも同じことを書きましたが、この稼働状況が見えるだけでも現場の意識が高まり、生産性向上につながるという事ですので、期待しながら経過を観察したいと思います。

 

 

 

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IoT 稼働監視システムの導入-2

さて先日のブログでお伝えした通り、弊社が導入をはじめたIoT設備について、シリーズにして紹介していきたいと思います。

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まず現況ですが、今回のIoT導入対象の機械全てに無線機が取り付けられました。

(写真上:パトライトの上部に無線機が取付られるタイプ)

(写真下:パトライト自体に無線機が組み込まれているタイプ)

これにより各機械の稼働状況をCSVファイルで出力できるようになりました。

またソフト側で、データ収集を行う「Dr.Sum」という製品の講習会を受けてきましたので、いよいよ始動となります。収集したデータを、弊社内で見える化するためにカスタマイズしなくてはいけません。

ITは得意でない筆者ですが、少なくとも年内には多少なりとも形にできるよう頑張りたいと思います。

 

 

導入背景

今年度から施行されている「働き方改革」では、生産性の向上が大きな目的とされています。IoTはその解決策として数年前からよく聞くようになりました。

弊社のIoT導入は2年前から計画されていました。その計画がなぜ今年になってかというと、補助金という話が絡んできます。

IoT設備の導入にものづくり補助金を活用しようと考えていました。しかし昨年、一昨年と採択されず、足踏みしておりました。

ものづくり補助金採択

今年ようやくものづくり補助金が採択され、導入が決定しました。

(ものづくり補助金は直接製品を生み出す工作機械などで申請すると採択されやすく、今回の弊社のような社内の仕組み作り等だと難しいようです)

内容としては、パトライト社のAirgridでNC旋盤の稼働状況のデータを発信し、WingArc1st社のMotionBoard及びDr.Sumという製品でデータの集計、見える化及び分析を行うというものです。

弊社はNC旋盤の他に転造機や研磨機を保有しておりますが、まずは主力であるNC旋盤の稼働監視から始めます。

 

 

見える化の重要性

IoT導入に先立ち様々なセミナーや講演会に参加しましたが、よく言われていたのが「稼働状況の見える化だけでも効果が出る」という事でした。最初は私も半信半疑だったのですが、どこに行ってもそういった話が出るので嘘ではなさそうです。見える化によってオペレーターの意識が向上するためという理屈だそうです。

そう言われてみると、弊社業務部内でも見える化によって改善した事例がありました。

 

機械負荷prtscr

 

4月ごろのブログでも紹介しましたが、今年の3月から週に一度、業務部内で生産会議を行っています。そこで、使用している管理システム内の機能「機会負荷一覧」により機械ごとの計画が見える化されました。結果として、生産指示が重複する事が減ったため、現場の混乱が多少軽減されました。

加えて業務部の各担当者がお互いの計画を見れるようになり、すり合わせることで、しっかり優先度の高い品物から製作できるようになりました。

こういった事例もあり、IoTという手段に限らず、見える化することは非常に重要だと感じるようになりました。

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今後も不定期で連載しますので、よろしくお願い致します。

 

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IoT 稼働監視システムの導入-1

IoTという言葉がすっかり浸透してきた昨今、弊社でもいよいよ導入を開始しました。

…といってもまだ準備段階です。

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機械信号灯につける無線 発信機

具体的には、弊社にあるNC自動盤にほとんどついている信号灯を、無線発信機能つきの信号灯へ置き換えを行いました(^^)

手慣れた様子で1台1台、丁寧に業者様に信号灯を交換いただきました。

この発信機へ交換することで、機械の稼働状況の把握がまずできるようになります。

この稼働状況をまず記録し、現状把握し「見える化」につなげる狙いです。

見える化のあと、機械負荷分析の精度をあげて平準化に繋げていきたい考えです。

IoT関連の記事は今後、連載という形で当ブログで経過報告をしてまいります!

30人規模の金属加工業でのIoT導入モデルケースとして、参考にしていただけるような有意義な記事にしていきたいです。

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