切削液の存在は、機械加工において欠かせないものであります。
主に刃物と被削対象の摩擦/切削抵抗の軽減、そして冷却作用と構成刃先などの溶着防止です。
弊社では以前の記事でご紹介しましたが、切削油をアルカリイオン水への置き換え推進中です。
2017年11月から交換を進めていますが、2年半ちかく経った今でも交換の進捗は全体の約2割。
設備1台あたり、洗浄に約4日ちかくかかることから、日々の生産の兼ね合いで設備を止めるわけにもいかず、中々交換作業が捗らなかったのが現実です。
最近は同業他社様も同じような状況ですが、コロナ禍で操業度が大きく下がっているのでこのタイミングで2台同時に入れ替えするなど、積極的にアルカリイオン水への置き換えを進めています(^^)
他部署からの応援もあり、早ければ3日で終わるなど大分交換作業も上手になってきたように思えます。
水溶性の切削油からアルカリイオン水へ置き換えることで、手荒れの改善や水の腐食による異臭の撲滅、オイルミストの軽減など付加価値はたくさんあります。
お客様からメリットや感想を聞かれるなど、ここ1年で非常に興味を持っていただいているので、アルカリイオン水を導入したひとつのモデルケースとしてアピールできるよう、引き続き交換を進めてまいります。
↓バナーをクリックすると弊社運営の技術サイトにつながります。
↓[都度更新中]今後もコンテンツの充実に努めてまいります。