弊社で行った六角穴加工を紹介しています。（ブローチ、シェーパー）
タイトルのとおり、当ブログで過去にもＮＣ旋盤を使った六角穴加工を紹介しておりますが、有難いことに六角穴加工のことで、ご相談いただくことが増えております（＾＾）
今回トライしたのは平径14mmの六角穴です。
元々の工法は下穴をあけ、プレス加工を協力会社様にお願いして六角穴を作っていましたが、協力会社様が廃業されてしまったので今回六角ブローチ加工に変更することになりました。
下穴は必ず必要ですが、旋盤で六角穴をあけるこの加工技術は、今後も私たちのような加工屋にとって大きな糧になると考えております。
また六角穴の加工実績ができましたらご紹介したいと思います。
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さて、弊社では過去ブログで六角穴加工の記事として、下記3件をアップしています。
六角穴のポリゴン加工について 六角穴の加工について 小さい六角穴をシェーパーでトライ
この記事を見ていただいた新規のお客様から、嬉しいことに六角穴をあけるお仕事をいただきました。
出来栄えにも大変満足いただき嬉しい限りです(＾＾)
写真のとおり元々は他社様で加工されたマイナス溝のあるボルトでしたが、これを六角穴に変更したいとのことでご相談いただきました。
弊社は所謂受注生産方式ですので、お客様からいただいた加工図を基に忠実に製品を作るのが仕事です。
しかし、はじめにお客様からいただいた加工図は形状的に加工不可能な寸法が図面に書かれており、今回は六角穴以外の細かい箇所、例えばねじ逃げ溝と端面のつなぎR形状、溝幅も提案図をベースに提案させていただきました。
また、サンプルでいただいた他社様加工品のねじにゲージを通してみると…
用途的にそこまで品質を要求されていないのかもしれませんが、弊社は見逃せません。
試作品でもしっかりねじを作りこみ、ゲージの通し止まり管理をしました。
なにはともあれ、何気なく書いているブログがお仕事に繋がったのは大きな成果です(＾＾)
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今日はタイトルのとおり、弊社でトライしたシェーパーを使った小径の六角穴加工を紹介します。
「六角穴 シェーパー 旋盤」のキーワードが上位にあるので、参考にしていただければ幸いです。
先端はM8のねじが切られており、内径は二段穴、奥の穴にレンチが入るよう六角形状にしなければなりません。
材質はSCM435 硬くて粘っこい。そこに細いシェーパーを穴に入れて削る…条件が悪いです。
案の定、連続運転中、シェーパーの刃物が一本折れてしまいました。
それでも無事に六角穴はキレイにあけられました！条件がうまく合った後は何事もなく連続運転ｂ
素晴らしい出来です。シェーパーさまさまです。
無事にお客様にもお納めできました。ありがとうございます。
何事もトライ！実績として今後の糧になる加工でした（＾＾）
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今日は弊社でトライした「六角穴のブローチ加工」についての記事です。
以前ご紹介した「六角穴の加工について」とは別の工法になります。
写真は加工前と加工後です。ご覧のとおりキレイに六角穴があいていますね（＾＾）
実はこれ、NC旋盤で六角穴を加工しています。
以前の工法は平径ギリギリで下穴をあけ、六角矢と言われる六角形状の棒をプレス機に装着、打ち抜いて六角形状を作っていました。
上の写真は実際にNC旋盤のターレットにブローチのツールを装着した写真です。
原理を理解するのに時間がかかりましたが、よく思いつくなーとただただ感心してしまいます。
以前の工法ですと、六角矢を打ち込んだ時に外径が歪み、ねじに影響が出てしまいましたが、このブローチ加工であれば歪みなく六角穴を作れます（＾＾）
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今日は最近、弊社で加工しました「六角穴加工工具 シェーパー」について記事を打ちたいと思います。
六角レンチを入れる穴でおなじみの六角穴ですが、この六角穴を成形するにあたり[矢打ち加工]や[ブローチ加工]以外に方法はないと思っていました。(勉強不足で恐縮です…；)
しかし近年、四角形や六角形を彫れるバイトが一般的に用いられているようです。
そこで実際に社内で試してみた結果が下の写真です(＾＾)
めちゃくちゃキレイです。ほんとびっくりするぐらいキレイに六角穴があきました！
ただしこのシェーパー難点もあり…メーカー様のＨＰにもありましたが[加工時間が長い]のです。
角を一つずつ削るので加工時間が長くなってしまうのは致し方ないのです。
現実的な運用を考えると、数量は多くてもロット100個以下の製品でないと難しいと思います。
今後、六角穴のある試作オーダーをいただいた際はこの工法で、柔軟に対応していきたいですね(＾＾)
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