各業務の見える化 業務スキルマップ

お二方の先輩と共にブログに参加させていただきます。

入社6ヶ月の私が感じた、身近な事をこれから少しずつ綴っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

6ヶ月という期間、少しずつ仕事を覚えていく中で業務スキルの進捗度を細分化した表があり

業務スキルマップ と呼ばれています。

どのようなものかというと

勤続20年以上である先輩のスキルの高さ!

誰が何の業務をどれくらスキルが身についているかを見える化し、共有しています。

スキルを確認するうえで、5段階で定義を明確にしてあり、迷うことなく当て嵌めていくことができました。

業務1つとっても、口頭で『できるか、できないか、』と聞かれると曖昧になり、どれくらいを、どこまで出来るか?という問いにも返答に躓いてしまいがちです。

【何が】【どれくらいできる】を明確に記載することで、返答も具体的に伝えられました。

できると思っていたことでも、こうやってスキルマップで見える化すると、まだ理解度が低いことを改めて実感できました。

客観的に理解度を確認することで、どんなスキルを補えばよいのかがわかるようになり、これが出来るようになりたいという自分の目標にも繋がりました。

理解度を確認し合う事で人材育成や人事考課にも繋げられますね。

私が個人的に一番良かったと思うことは、疑問に思ったことをまず自分で調べることができることでした。そしてその質問について深堀りしたいときに、誰に相談したら良いのかという迷いが払拭されたことでした。

何か尋ねたい時や、お客様からの問い合わせについて調べるツールやシステムがあり、情報が全員に共有されていることは、来たばかりの私にとって安心材料となります。

まだまだスキルが低い私の業務スキルマップ少しずつスキルを上げていきたいと思います

限られた人の中で多忙な業務を受け持つ中小企業は、人の管理が後回しになりがちです。

『これくらいできているであろう』という思い込みや認識の違いは、業務の間違いや、工場現場においてはケガや不良に繋がり兼ねません。

このようにプロセスとして迅速に取り組める環境が整っていることが、属人化から標準化へと近付き、担当者が不在でも他の従業員で対応できるようになっていけたらいいなと思います。

今後も少しずつ新人の目線で普段の様子をお伝えできればと思います。

お読みいただきありがとうございました!

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会社見学大歓迎です!

設備停止理由の分析

先日行われていたJIMTOFでも、昨今のDXに絡み、いかにデータを活用するかが肝という話を、いたるところで聞きました。
弊社もIoTによる稼働監視を始めてはや3年、そろそろ次のステップとして、設備の停止理由を分析し、効果的な改善を行おうとしております。

仕組みとしては、BIツール(モーションボード)で設備が停止(パトライトの赤点灯)した際にオペレーターにメール→停止した理由を入力→そのデータを集計し停止時間の多い原因から対策するというものです。
まだ実施前段階ですが、少なくとも年明けには運用できるよう準備している段階です。
手探り感はかなりありますが、効果的な改善につながることを目指します。

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「先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金」続報

6月にブログでもお伝えしておりました「先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金」について、昨日、株式会社MAZIN様と弊社製造部間で操作の説明および打ち合わせを実施しました。

これに先立って8月中には、弊社生産設備にセンサー及び無線機の設置を行っておりました。

操作の説明会では、工場長や製造部リーダーたちから様々な質問、もしくは要望が寄せられ、非常に有意義な打ち合わせでした。
まだ開発中のシステム故に改善点も多いようですが、逆に今は想定されていない使い方も垣間見え、今後の改良が楽しみです。

これから本格的なデータ収集に入るので、また改善の効果などわかってきたらご報告いたします。

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ツールセラージェネシス近況

今年の3月に導入した工具管理システム、ツールセラージェネシスについて、マスター等の整備が進められております。

決められたアドレスに決められた工具を入れていく

前の記事でも紹介した通り、一点一点登録する必要があるため作業量が多く、現場での空き時間を活用して少しづつ整備されております。


しかし途中とはいえ、既にダブって買いすぎている工具など顕在化してきており、導入効果も見え始めております。
このジェネシスは工具を取り出す際に、カメラが作動し操作中の人を撮影します。
仮に他人のIDを使って取り出そうとしても、誰が取り出したかはっきりとわかるという事です。これでいたずらはできませんね笑

操作中は顔を撮影

今後もマスター整備を進め、早めに本運用にこぎつけたいところです。

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「先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金」採択されました!

千葉県が中小企業向けに募集していた
「先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金」に採択されました!

今回の補助金は、株式会社MAZIN様と手を組み、工具の寿命やプログラムの変更を管理し、費用の削減や技能の継承、トレーサビリティの向上を目的としております。

他の採択された企業様ないしプロジェクト名を見ると、興味を惹かれる内容ばかりですが、製造業での採択はどうやら弊社のみのようです。
その点でも今回の事業は、より成功させなければいけないなと身が引き締まる思いです。

進展しましたらこのブログでもまた紹介したいと思います。

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New!新HP 複合旋盤加工.comの運営を開始しました!

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より正確な生産計画を目指して

業務部では毎週、生産計画の打ち合わせを行っております。生産管理システムを使って各設備の計画時間を確認し、生産の優先順位と平準化を行っております。

生産管理システムの計画時間一覧

計画立てる上で重要なのが、製品1個の生産にかかるサイクルタイムです。

今までは現場のオペレータが記録したデータをもとに、不定期で更新していました。

しかし生産計画を立てる側として、業務部ももっとサイクルタイムに敏感になったほうが良いという方針から、業務部が現場に直接行き、確認することになりました。

実際に確認してみると、意外と従来のデータと差異が発生しており、定期的な確認の重要性を再認識しました。

サイクルタイムの話から変わりますが、生産計画を立てる上で、注意している点が他にもあります。それは計画の在庫金額と計画の遅延時間です。

在庫金額推移(2020年1月~)

在庫金額は多すぎるのはもちろん駄目ですが、少なすぎても納入遅延などにつながるため、バランスが大事です。弊社の在庫金額は、もともと多めだったため、ここ2年は少しづつ減らせるようにしてきたのですが、ここ数か月は増加傾向になってしまいました。

この在庫金額の推移を見ながら、ある程度の生産のロット数の調整を行っています。

製造一部一課(NC旋盤メイン)の遅延時間推移(2021年4月~)

遅延時間についてもデータを取っていますが、傾向として、長期連休(GW、年末年始)前後、もしくは設備の入れ替え等で、工場の稼働が停止するタイミングでかなり増加することがわかります。

ですので計画を立てる際は、それらを考慮し、前倒しでの生産計画など検討します。

弊社での生産計画も、以前よりはよくなってきたものの、まだ頭を抱える部分があります。

現場の状況など、計画では対応できない部分も多く、ある種計画の限界も感じなくはありません。とは言いつつも、冒頭のサイクルタイムの話のように、少しずつ、良くしていきたいなと思っております。

最終的には、現場での残業が極力なく、お客様への納入遅延が0に近づけるような生産計画を目標に、取り組んでまいります。

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New!新HP 複合旋盤加工.comの運営を開始しました!

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AI工具監視システム実験

昨今、とてもよく耳にするようになったAI(Artificial Intelligence:人工知能)という言葉。

製造業でもその活用が広がっているようです。

そんな中、ひょんなことから「強い工場を造る。」を掲げるAI企業、㈱MAZIN様とやり取りさせていただく事になりました。

上記写真では、弊社のNC旋盤1台に電力センサを取り付けて、設定しているところです。

何をするかと言うと、機械の電力量の変動をAIに学習させ、工具の交換タイミングを最適化しようというものです。これにより、工具の寿命がはっきりとわかり、寿命ぎりぎりまで使うことができるようになる、可能性があります。

ちなみに今回の取り組み、弊社がMAZIN様のAI製品を購入したわけではなく、MAZIN様との共同実験ということで、弊社が使用してみた所感を、今後製品に反映していくとのことです。

まだ始まったばかりで、AIは学習中です。

今後またブログでの進捗を報告できればと思います。

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今年一番設備が動いた日

気づけば6月も半ば。関東甲信越も今週から梅雨入りとのことでジメジメした日がしばらく続きそうです。

コロナウイルスの脅威も、ワクチン接種が世界中ではじまり日に日に収束の兆しを感じるニュースを毎日見るようになりました。抑えられていた様々な消費が元に戻ろうとしている中、たまたま弊社でも今日はある気づきがありました。

午前11時頃、上記画面は設備稼働状況と使用電力を可視化したものですが…

工場全体の使用電力 129.8kw …! お昼前には135kwまで伸びました。

ちなみに弊社では130kwを超えると、画面にアラームが出るようになっています。

これは電気料金に直結するピーク電力を抑えたい意図からです。

画面右、緑の丸印は加工の連続運転中を指していますが、信号を飛ばしていない設備は反映されていませんが全台、今日はフル稼働でした。

2021年 平日の稼働状況は電力ベースで大体85kw~105kwほど。

つまり今日は今年一番設備が回っていたということになります!少量多品種の宿命で段取りが多い中、製造部みんなの頑張りが目に見える形となりました。

「お客様がほしいものを必要な分だけ作る」

今後もこの方針を徹底して、日々の生産に励みたいと思います。

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NI Collabo 360

最近、自宅でテレビをつけていると「NI Collabo 360」というグループウェアのCMを見かけるようになりました。

実は弊社でもこの「NI Collabo 360」を今年から導入し、4月から本格運用を開始しております。

機能としては、スケジュールや顧客情報の共有、有給休暇などの電子申請、SNSなど、グループウェアとしての機能を一通り備えております。

使用し始めたときは、こんなに機能があって使いこなせるのか?などよくありがちな疑問を抱いておりましたが、こういったものはやはり使ってみて、慣れていくことが大事だなと思いました。

個人的に良かったのが「プロジェクト管理」という機能です。

社内で何かしらの活動をしているとき、その進捗度を見える化してくれる機能です。

上図の5つある活動も、展開するとさらに細かい項目に分かれ、それぞれに進捗度を入力していくことで、全体でどれくらい進んでいるのかが確認できます。

今まではエクセルや、ものによっては何の記録なく進めていた活動があり、途中でうやむやになってしまうこともありましたが、この機能によってそれが防げるようになりました。

その他にも有用な機能はたくさんあり、正直まだすべてを使いこなせているわけではありませんが、これから徐々に使える幅を広げていきたいと思います。※現時点でもかなり役にたっています!

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日刊工業新聞にIoT稼働把握システム掲載されました

昨年導入したIoTシステムについて、日刊工業新聞に記事が掲載されました!

日刊工業新聞IoT

新型コロナウイルスによる影響で、工場の稼働時間も少なくなっていますが、IoTによるデータ収集は順調に行われています。

データを収集していて感じたのは、弊社のIoTで機械から取得しているデータはパトライトの点灯状況のみと多くはないのですが、それでも30台の機械分となるとそれなりのデータ量(行数)になるなぁということです。

稼働率等のデータは月ごとに集計しているのですが、やり方としっかり確立しないと、どんどんデータが増え、埋没してしまいそうです。昨今はデータが財産といった風潮もありますし、そんなもったいないことにはならないように気を付けたいです。

弊社が導入したMotionBoardやDr.Sumといった見える化のためのソフトは、そういった大量のデータを扱うのを得意としていますので、今後も改善の材料として活用したいと思います。

 

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